存在に耐えられない軽さだとは思わない

この世の旅路は果てしない。「主よみもとに近づかん」が好き。

会堂に満ちるしなやかなチェロの音色。ベアンテ・ボーマン氏のチェロコンサートin荻窪栄光教会2016

こんにちは、かすがです。

 

先日告知をさせていただきました【ベアンテ・ボーマン氏のチェロコンサート】の感想を書かせていただこうかなーと思い、PCを開きました^^

 

kasuga-1221.hatenablog.com

 ボーマン氏のコンサートは、今後も行われるようなので、「興味はあったけど迷って行けなかった…」という方などの参考になれば幸いです^^

 

 

■ 一言で言うと「めっちゃよかった」

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(画像は深川ロックンロール・デイズ ベアンテ・ボーマン 2015 クリスマス・チェロ・コンサート@堺福音教会・東京チャペルより引用)

 

ものすごく雑な言い回しですみません。こんな感想じゃなにも伝わってきませんよね(笑)

 

もう少し詳しくお話させていただきますと、「音楽シロウトこそ楽しめるコンサート」だったんではないかな、という事です。

 

 

私の母教会でもある小松島栄光教会にて行われた【福島喜裕マリンバコンサート】のときも共通のことを感じたのですが、

www.100grandma.com

福島さんのコンサートも、ボーマン氏のコンサートも、基本的に「音楽に関してはシロウトの方」にむけて構成してくださっていると感じました。

 

福島さんの場合は曲の合間に「打楽器のイロイロ」を教えてくださったのがとても興味深かったのですが、

 

 

ベアンテ・ボーマン氏の場合は「曲の予備知識」「作曲者の人生」「自分のストーリー」などがメインでした。

 

フツウに聞くより3倍深く曲を味わえた気がします。

 

ボーマン氏は牧師でもありますが、コンサート中にされるお話は決して「神学的で高尚な話」ではありません。

 

「音楽にも詳しくないし、キリスト教にも詳しくないんだけど…」と言う方でも問題なく楽しめる構成だったと思います。

 

ボーマン氏が、東京交響楽団の入団試験を受けた時のストーリーなどはウィキにも載っているのですが、

オーケストラの団長に「私としてはあなたをトゥッティ(※大勢の演奏者の一人)としては入れたくない。」と言われ、ボーマンはだめだと思ったが、「首席チェリストとしてなら入団してもらいたい。」と、団長は続けた。

 

ボーマン氏から直接聞くとさらに感慨深かったです。

 

また、ボーマン氏奥様でいらっしゃる「ルリ子・ボーマン夫人」とのかけあいも絶妙でした。ルリ子夫人は、基本的にはボーマン氏を後ろからサポートしていらっしゃる感じですが、ボーマン氏の日本語でわかりにくそうなところがあるとすかさず補足!

 

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(画像はOCC賛美と聖書の集いHpより引用)

 

全体的にさばさばしていて豪快な感じ!(笑

 

ルリ子夫人の働きが、ボーマン氏のメッセージをより深く面白くしてるんだなぁと思いました。

 

内容についても詳しく触れたいところですが、今回は時間がないのではしょらせていただき、〆で印象的だった「アメイジンググレイス」のみ少しふれさせていただきます。

 

この「アメイジンググレイス」は、「みなさんも一緒に歌ってくだサイ」というボーマン氏の案内のもとオーディエンス参加型で演奏されました。

 

といっても、手元に歌詞カードも讃美歌集もないのに急に歌えるハズありません。

 

『そ、そんなんグダグダになるんわかってるやん…』と心配になった矢先、ボーマン氏がこんなことをおっしゃいました。

 

「ハレルヤ ハレルヤ ハレルヤ アーメン とメロディにのせて歌って下サイ。これを繰り返したらアメイジングのメロディで歌えマス」

 

疑い深い私はまだ『ほ、ほんまかいな…?』と思っていたのですが、十分に温まった会場の空気やルリ子夫人のピアノとボーマン氏のチェロのリードがすばらしかったこともあり、とてつもなくエネルギーと喜びに満ち溢れた空気で「アメイジンググレイス」を歌うことができました。

 

恐るべし、ベアンテ・ボーマン。

 

 ■ キリスト教教会に行くことそのものが抵抗ある…。

 もしかしたら、『コンサートには興味あるけど教会にいくのは怖い・・』というお悩みをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

 

そんな方にお伝えしたいことがいくつかあります。

 

まず、今回の参加人数とその内訳。

 

オーディエンス全体は約150名程度→内、荻窪栄光教会教会員約50名→残りは他教会教会員および、近所の方や教会員のお友達約100名

 

なので、1/3の50名くらいは「別にキリスト教信仰持ってない」という方々だったのではないか、ということでした。

 

「勧誘されるんじゃないの~?」と心配に思うかもしれませんが、うちの教団はそんなにグイグイ行くタイプもそんなに多くないと感じています(いいことなのかどうかはわからない 笑)

 

もちろん『キリスト教そのものに興味がある』という方の質問も歓迎です。終わった後に食堂で談話することもできますので(今回はお茶やコーヒー、お菓子の接待もありましたよ)そのあたりで牧師先生などに声をかけてみてもいいかもしれません。

 

主管牧師の井上先生ご夫妻や、

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中島先生ご夫妻

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といった先生方も、案内などされてると思いますので声をかけやすいと思います。

(画像は牧師紹介 | 教会案内 | 日本イエス・キリスト教団 荻窪栄光教会HPより引用)

 

もうひとつ。今回この記事を書くにあたって、ボーマン氏について書かれた「クリスチャンではいらっしゃらない方」のブログも多いことに気づきました。

 

発見したものをいくつか張っておきます。

gstslm.blog115.fc2.com

 

yaplog.jp

東響の首席チェロ奏者 ベアンテ・ボーマンが定年退職: アリスの音楽館

 

 ■ むすびにかえて

 

ということで、大変すばらしいコンサートでした。私も今回は初めてだったので様子見でしたが、次回からはガシガシ人を誘っていこうと思いました。

 

確か年内に杉並公会堂でたコンサートがあったような…。またお知らせします^^

 

 

ほかにもこんな記事があります↓↓↓

 

 

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