聖書日課(デボーション)におススメ【現代版「荒野の泉」潤った園のように】カウマン夫人著
聖書を毎日読んで、聖句について考えたりみことばを覚えたりすることを「ディボーション(デボーション)」といいます。
(本来の意味は「献身」という意味だそうですが、日本のキリスト教プロテスタントの周りでは最初に書いた使われ方をすることがほとんどです)
特に初心者であれば、最初はただ聖書を読むよりかはガイドブックがあった方がいいでしょう。
私は洗礼を受けた教会で、洗礼のお祝いにこの【潤った園のように】という本をいただきました。
お値段は3800円に+税とお高めですが、前回も言ったように翻訳本は密度が濃いという事を証明するかのごとく、内容はがっちりです。
365日分の聖句と、そこに対応する読み解く言葉、詩などが引用されています。
新約聖書からのみでなく、旧約聖書からも引用されており、「へぇぇ、旧約聖書にこんな箇所あったんだ~」と気づかされることもしばしば。
装丁も分厚くきれいなので、毎年使えるんではないでしょうか。
ホーリネス出版ということで、他の教派にあんまり詳しくない初心者丸出しの私はあんまり耳慣れませんでした。
ですが、教団から支給されたものなのでさすがに大丈夫だろうと思って読み進めました。読んでみれば正当であることがわかります。
大先輩の兄弟も、日々のディボーションにこれを使っていると聴いて更に安心してます。(←疑り深いんです…;;)
ホーリネスで調べると、なにやらよからぬことを吹聴する人もいるようですが、
こんなまとめを読めばちょっと助けになるかも??私も勉強になりました。
↓
「日本ホーリネス教団は統一協会」というデマ - Togetterまとめ
内容の傾向としては、論理的な学びと言うよりかは、「ただ神に頼ることの大切さ」「試練に耐えるときに読んだら沁みそうな言葉」がたくさん載ってます。
実際一年これでディボーションをしてみて、とにかく忍耐することの大事さを学ばされた気がします…。
と思ったら、やっぱりカウマン夫人ご自身もなかなか大変なご生涯を送られているご様子…。
染み入るものがありますね。