存在に耐えられない軽さだとは思わない

この世の旅路は果てしない。「主よみもとに近づかん」が好き。

油絵具は安売りセールのモノを買え!画材屋さんでおトクにイイものをゲットする豆知識。

美大生の宝箱、画材屋さん。 行くたびについつい「あれもこれも…」と買ってしまう(笑) 油を描いているなら、「油絵具」はその「つい買っちゃう」モノの筆頭かと思います。

【顔料(岩絵の具)から練る油絵具】発色・のび・深みが違う手作り絵具。

【顔料(岩絵の具)から練る油絵具】周りと差を出したいならぜひやってみて! 顔料から油絵具を練ると、発色が全然違う&伸びがすばらしいです。 カンタンなのでぜひ、「自分の一番おし出したい色」だけでも作ってみてください。 白みたいなキメ色に使っても…

【ピグメントエッグテンペラ】さくさく描きすすめたい&しっかり画面にひっつけたい、でも奥行きのある画面にしたい人へ。

今日は【ピグメントエッグテンペラ】という「絵具」の練り方をシェアします。 ■ テンペラとは…? 代表的なテンペラ技法が卵テンペラである。絵具が乾けばすぐに塗り重ねていくことができ、数日間乾燥すると水に溶けなくなる。板にボローニャ石膏で地塗りをし…

【特製オイル調合比率】マットな(テカらない)仕上がりにしたいなら~周りと一味差のつく油絵技法~

こんにちは、かすがです。 今日は『マットな(テカらない)仕上がりの油絵を描きたい』かたにピッタリなオイルの調合比率をシェアします。 これはカンタンで、ふつうに油絵を描いている方であればすんなり組み込めると思います。「いつもスタンドオイルやリ…

【特製オイルの調合比率】画面にしっかり吸いつく&透明感バツグン&奥行きが出る絵画技法「グレージング」

こんにちは。かすがです。 私は芸術大学の油画コース抽象画コース卒業と言うガッチガチの「アーティスティック」でありつつ「食えない」学校を卒業しました。 在学中は楽しく、自分なりにはとても勉強になったのですが、なにせ今自分の生活に浸かっているか…

『アソビと仕事の境界をなくしたい』という気持ちに共感する

『アソビと仕事の境界をなくしたい』。 最近よく聞く言葉である。 けっこういろんな人が言っている。 最近の私は、コレ感がある。 仕事が楽しい。

「できない自分にも、居場所をおいてあげて」~人生は仮説、実験、検証の繰り返し

アドラー心理学の考え方で「全体論」というモノがある。 それは「世界全体で考えても、人類の中に矛盾はないし、個人の中にも矛盾はない」という考え方のことだ。 事実かどうかは知らないが、それを信じて動くことはとても前向きで生産的だ。

「美と健康」という言葉に違和感を覚える

ここ最近は「美と健康」という言葉に違和感を覚えるようになっている。 虫唾が走るといってもいいくらいだ。 この言葉が醸し出す「健康であらねばならない」という「不健全さ」に反応してしまう。

私が葬儀の仕事をしながら考えていたこと~連れて行かれる~

「友引」という言葉は怖いと思う。 「連れて行かれる」というのだろうか。 主語をはっきりさせないトコロが恐怖を一層引き立てている。 ある青年が、お母様のお葬式の段取りをされて帰った。身寄りはその青年1人。小さいけれど、式は執り行われるはずだった。

私が葬儀の仕事をしながら考えていたこと~親族が2人のお葬式~

親族がたった2人のお葬式。 そんなお葬式の担当になると、お通夜から式から火葬場接待まで全部一人でおつきあいする式、もないではなかった。 そんなときに限って、出棺時間が遅かったりする。午後1時の窯しか予約が取れないと、開式はセオリー通りに行っ…

私が葬儀の仕事をしながら考えていたこと~赤ちゃんのお葬式~

生まれてすぐ死んだ赤ん坊のお葬式があった。さすがに遺族のピリピリ感は、他の式とは段違いだった。 スタッフも、なんとなく気が引き締まっていた。 そんななか、私は接待をしながら心の中で思っていた。 「この子は、この世の苦を知らずに済んでよかったじ…

私が葬儀の仕事をしながら考えていたこと ~はじめてのナンパ~

これが、ナンパというやつか? 通夜に来た親族の、中年のおじさんだった。 「生花を注文するけん、注文聴いてくれへんか。ロビーに来てや」と言われて注文書を持って行ったら、電話番号を渡されたのだ。

私が葬儀の仕事をしながら考えていたこと~遠藤周作、沈黙~

「合掌、礼拝(がっしょう、らいはい)」 司会の声が響き渡ると同時に、住職が何とも言えないタイミングで鐘を鳴らす。それと同時に、皆が祭壇に向かって手を合わせてお辞儀をする。 もちろん、スタッフもだ。お客さまから見えていない炊事場にいるスタッフ…

私が葬儀の仕事をしながら考えていたこと~孤独死の老人~

孤独死、というものは少なくない。生活保護をもらって暮らしていらっしゃったような独居老人の式は、とても小さい部屋で行われることがほとんどだ。 そういう人の親戚は、部屋に泊まるほどではないから「ご遺体だけ会館に預かるお通夜」ということになる。 …

このブログの方針は「3年前の私が休みの日にゆっくり起きてきて読みたかった感じ」

このブログの方針は「3年前の私が休みの日にゆっくり起きてきて読みたかった感じ」 にしようと思ってます。 どういうのかというと…

私がお葬式の仕事をしながら考えていたこと~「善人なおもて往生す。いわんや、悪人をや」~

前回↓↓ kasuga-1221.hatenablog.com 「…それ、人間の浮生(ふしょう)なる相をつらつら観ずるに、おほよそはかなきものはこの世の始中終、・・・されば朝(あした)は紅顔ありて、夕(ゆうべ)には白骨となる身なり…」

私が葬儀の仕事をしながら考えていたこと~火車が来る~

kasuga-1221.hatenablog.com 徳島県は「真言宗」が一番多い。その次が「浄土真宗西」で、次が「東」。これらのことを「モントさん」と呼んでいた。あとはほぼ同率で「神道」「浄土宗」「禅宗」「法華宗」「創価学会」だろうか。大本教やキリスト教はまれだっ…

私が葬儀の仕事をしながら考えていたこと~お通夜の空気と朝の支度~

《前回↓》 kasuga-1221.hatenablog.com お通夜の空気が好きだった。 私は「暗くなってからの仕事」が醸し出す「非日常感」が、どこか好きだったのだ。お通夜の接待当番と言うのは、大体前日から当日の昼過ぎまでに決まる。と言っても、私は趣味もなかったし…

私が、自分を社会不適合者だと自嘲するのは、この辺に理由がある。

外むきの自分、と内向きの自分、はいてあたり前だと思う。 ただ、私の場合は少し内向きの要素が強いらしく、 1日外向きになったら2日かけて内向きにしなければ、 魂の均衡を保てない感がある。

私が葬儀の仕事をしながら考えていたこと~葬儀屋として大事なことは、喪家に恥をかかせないことのみ~

これから始まる喧騒を予感させる、冷えた空気。ナベとやかんがぶつかる金属音。 しゅわしゅわと立ち上る湯気。 そこから香るほうじ茶のにおいが好きだった。 お葬式の接待と言う仕事を2年半ほどした。 仕事内容は、「お葬式に関わることなんでも」だが、プ…

私の考える「優しさ」のカタチは、「冷たい」と言われる。

@2Kasuga ってするのが、私の考える「優しさ」のカタチなのだ。だがこれを言うと家族なんかには「お前は優しくない。非人道的だ」と言われる。他人の問題に口出しすることが彼らにとっての「愛」なのだと知る。 こういう場合は物理的に距離をおけば、まぁ、…

これは、私の魂の浄化なのだ。

「かすがは文章うまいよね」 とてつもなく年上の、同業者の男性に、飲み会の席で言われた。 「ありがとうございます」 「でも最近おもしろくないね。どしたん?

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当ブログにお越しくださり、ありがとうございます。この記事は、見に来ていただいた方が少しでもブログ内を回遊しやすいように「各カテゴリのまとめ記事」をはりつけていくページです。 (スマホではカテゴリ別表示ができないため、このような方法をとらせて…