メモ:キリスト教と日本人というテーマで考えてみる(佐古純一郎対談集/「背教者の系譜」武田清子など)
とある限界中年の方が「日本とは、みたいなテーマで人集めてキリスト教の話しすれば集まるでしょ、中年の人はそういうの好きじゃん」的なことをおっしゃっていたのに一理あると思ったので図書館でそういう書籍を片っ端から借りて読んでみることとする。
この書籍は文学者たちと佐古純一郎の対談集である。つまり、ここで立てられた命題があってもそれが適切なものであるかどうかはわからないし、それに対して発せられた文学者たちの応答も適切なものか、どれほどに真実を反映した応答かどうかは別の話である。
(「“真実”なるものが存在するのか、いや、しない」というのはいかにも日本人的思考であると最近感じるようになった。良し悪しの話ではない。西洋哲学およびかつてその主人であった神学は、“真実”なるものがありそれを探究するという形で培われてきたものであるからして、それに敬意を持ってこの表現を使いたいと思う。)
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人生のナラティブとその表現手法との間に生まれる齟齬【新世紀エヴァンゲリオンがキリスト教徒数に寄与してない理由】
アニメの「新世紀エヴァンゲリオン」という物語と人間のナラティブについてある仮説を思いついたのでしたためます。
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我が国で「エヴァンゲリオン(ギリシャ語の「福音」)」と言えばアニメの『新世紀エヴァンゲリオン』ですし、死海文書もアダムとリリスも、セントラルドグマやら十二使徒という単語からも、それがアブラハム宗教の用語であると考える人よりもアニメのエヴァの用語であると連想する人の方が多いわけですが、
『誰一人、アニメのエヴァンゲリオンを観てキリスト教に入信した人はいない』
と堂々と宣言される方もいるくらい、日本のクリスチャン人口にエヴァが与えた影響というのはそんなに大きなものではないように考えられています。
(▽『誰一人~』という言葉はこちらのNoteより引用させて頂きました)
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【おとむらい牧師隊】人間の価値がお葬式の規模で測れるものではないのだと言いたかったあの日の私へ
「人は死んだら何にもならない。満足に葬式を挙げられない人間になったらあかん」ーー
そんなことを言われたら、あなたは何を思いますか?
「そうだ」と思うでしょうか。
「違う」と思うでしょうか。
あるいは「考えたことがない」「どちらでもいい」と思われるでしょうか。
私は、「違う」と思う派です。
なぜなら私はキリスト教徒であり、キリスト教徒は「唯一の神」を自分たちの創造主だと考え、創造主に造られたもの…とりわけ人間は「はなはだよい」とされたと認識し、創造主は人間を優劣なく愛していると信じているからです。「創り主が愛している」と言っているものを、創られた小さき我らが貶めてはならないとーーそう信じているからです。
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こんにちは、かすがです。四国の寺の末娘として生まれてなんやかんやでクリスチャンになったアラサーです。既婚子ども予定なし。
「人は死んだら何にもならない。満足に葬式を挙げられない人間になったらあかん」という言葉は、私が以前勤めていた葬儀社のある先輩スタッフの言葉でした。
続きを読む【インデジタス】デジタル宣教報告しあう会に日本語装備のみで参加してきたら予想以上に得るモノがあった
こんにちは、かすがです。 四国の寺に生まれてなんやかんやでクリスチャンになったアラサーです。既婚。今は関東在住。
2018年5月、インデジタスIndigitousというイベントに行ってきました。「キリスト教界隈でデジタル宣教をしてる人たちの報告会」みたいなものです。
もちょっと 知りたい方はこちらのムービーをどうぞ(日本語字幕あります)
溢れ出るアメリカンなノリに 「ムリそう(合掌)」という気持ちを抑えて、あらためて沿革を調べてみました。
そして参加を決めました。 全体的に日本語対応があまり追いついてない感じなので、今回私が主観で紹介してしまおうと思います。
デジタル活用に興味のあるクリスチャンはウォッチしておくといいかもです。
続きを読むキリスト教グッズってプレゼントしづらいよね。そんな悩みに提案したい3点のアイテム(2021年11月追記)
こんにちは、かすがです。
四国の片隅の寺で生まれ育った末クリスチャンになったアラサーです。既婚。
さて、結婚を機に東京に引っ越してきて一年経ちました。普通に生活しているので、クリスチャンでない人と接する機会もそれなりにあります。キリスト教のことについて聞かれたら答えるのと、話して聞いてもらえそうな雰囲気になったら聖書の話しをしてみる、ということをちょくちょくやってます。
そんなかんじなので、「プレゼントなんかを駆使して聖書に興味持ってもらえたらいいのにな~」と思うことが割とあります。
キリスト教グッズって、プレゼントしづらいモノしかなくない・・・・・・?
さがす範囲がせまい(キリスト教書店のグッズコーナーとかしか思い浮かばない)のと、単純に「好みの問題」もあるとは思うのですが、こういうカベにブチあたってしまったんですよね。
個人的に、《天使のメダイ~》みたいなこってりした装飾の施されてるものにまったく食指が動かないタイプの人間だということもあるんだと思うんですが、キリスト教的グッズのデザインって圧倒的にそういうのが多いんです……。
なんかおハイソな感じ漂うお花柄のメッセージカードのデザインとかも、どうにも差し上げられる人が限られてて使いづらいし……。
どうしても欲しいモノは自分で作ったりもしましたが、手間がかかるし、人に差し上げられるようなクオリティに仕上げるにはめちゃめちゃ神経がいります。そんなことしていたら身が持ちません;;
そんな悩みを持っていた私が、この1年で「これいいかも」と思えたアイテムが3.5種現れました。今日はそれについてただ語ります。
よろしければお付き合いください。
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(2018.12.26追記)阿波古事記研究会が楽しそうだけど強そうで近寄れない
こんにちは、かすがです。
みなさん、、日本の文化はお好きですか?私は好きです。どこまでが「日本の文化」なのかは沼なのでここでは詳しく言及しないこととしますが。
とりあえずこの記事の中では、「神社」とか「寺」とかいうライトなところを指してると思ってください。
私、四国の一番影が薄い県で生まれそだったのですが、数年前から、そこが活動拠点の『とあるFBグループ』に入ってます。
その名も、「阿波古事記研究会」。
https://www.facebook.com/groups/374686305904852/?fref=ts
で、そのグループの投稿を見ていると、時おり面白い現象が起きていることに気づきました。今日はそのお話をします。
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