存在に耐えられない軽さだとは思わない

発信する意識低い系。性依存(恋愛依存)脱出記。雑感と絵画技法・クリスチャン1年生におススメ本を紹介。基本的スタンスは「これからどうするか」

キリスト教徒の私とエホバの証人の女性との会話。対話が不可能であるという現実に。

こんにちは、かすがです。

 

四国の小さな寺に生まれ育った末、なんやかんやあってクリスチャンになったアラサーです。既婚。 


先日「エホバの証人」の方が家にいらしたので、ちょっとだけお話しをさせていただきました。

 

 

日本では「エホバの証人(ものみの塔)=キリスト教」というイメージが強いように思います。

 

 

 

ですが、プロテスタントの立場から言わせてもらうと「ものみの塔」と「キリスト教」は「似て非なる別もの」であり、似ているようにみせかけて「根本は違うもの」であります。もしこれを読んでいる方で「同じだと思ってた」という方がいらっしゃいましたら、「一応別モノ」ということを頭の片隅にでも置いていただけると嬉しいです。

 

 

今日は、そんな「似ているようで違う宗教の人の訪問に、私がどう対応して何を思ったか」ということをお話ししたいとおもいます。

 

 

よろしければお付き合いください。

 

■ 「エホバの証人」と「キリスト教」は違うものなの?

 

私も、以前は『エホバの証人さんもキリスト教も似たような聖書使ってるし、イエス・キリストの名前が出てくるし、イエスのこと褒めてるっぽいし、同じようなものじゃないの?』と考えていました。

 

違いを知るきっかけになったのは、「FEBC」というキリスト教ラジオの、こんな番組でした。

 

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FEBCインターネット放送「今、エホバの証人を問う」シリーズ

「私が本当に捕われていたのは…」 – FEBC Online


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この番組を聴き、私は「ものみの塔」という団体が「カルト的な側面を充分持っている団体」であることと、「キリスト教とは根本的な教義が違う団体」なのだということを認識しました。

 

ですからこのたび、自宅にエホバの証人さんが来たとき、とっさに「ヤバいのでは」と思ったのです。

 

エホバの証人さんからしてみると、一般的なキリスト教会や通常の聖書は『異端』『間違い』だと強く教えられている・・・・・・と知ったからです)

 

ですが、FEBCのこのコーナーには

エホバの証人たちは自分たちの信仰が異端だとわかっているわけではありません。彼らは聖書を知りたい、神を知りたいと思っていて、たまたま近づいてきたのがエホバの証人であった、だからその集会に行ったというに過ぎないのです。

ですから私は、彼らは異端者であるというより求道者であると考えて接するほうがよいと思っております。

 

という記述があったため、「訪問してくるからといって冷遇したり、宗教だからって嘲笑したりするのはよくないし、一回ちゃんと『目の前にいるこの人』の話しを聞いてみよう」そう思いました。

 

ですから、上記のガイドラインを適応して、「自分がクリスチャンだと言わず、ものみの塔からマインドコントロールを受けていると感じたことはないか?」という質問を投げかけて見よう、思ったのでした。

 

■ エホバの証人さんとの実際のやりとり

 

ここからは会話形式をまじえながら書いていきます。今回私の家にこられたのは、50代くらいの女性です。たまに後ろに20代くらいの女性を連れていることがあるようでしたが(主人談)、今回はお1人でした。

 

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20161018124540p:plain「こんにちは。先日こちらに投函させていただいていた冊子、読んでいただけましたか?」

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20160124154849p:plain「あ、はい。少し読ませていただきました」

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20161018124540p:plain「そうですか!でしたら、再来週の予定とか、空いていらっしゃいません?」

 

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20160124154849p:plain「再来週ですか?仕事がありますけど……」

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20161018124540p:plain「お仕事お休みのときっていつなんですか?」

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20160124154849p:plain「え、と、週2日くらい・・・・・・です、休みは決まってないです」

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20161018124540p:plain「そうですか…・・・。実は再来週、神奈川でこういうセミナーがありまして、よければいらっしゃいませんか?」

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20160124154849p:plain「あ、いえ・・・・・・仕事がありますので」

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20161018124540p:plain「外国から素晴らしい先生がおいでるんですよ…(うんぬんかんぬん)」

 

(やばい、このままでは向こうのペースに巻き込まれてしまう……。切り込まねば……!!)

 

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20160124154849p:plain「・・・・・・あの!」

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20161018124540p:plain「はい?」

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20160124154849p:plain「すみません、ものみの塔さんなんですよね?」

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20161018124540p:plain「え?ええ、はい、そうです。私たちのことご存知でいらっしゃるんですね」

 

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20160124154849p:plain「はい、少しだけ……、え、と、お伺いしたいことがあるんです」

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20161018124540p:plain「はい?」

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20160124154849p:plain「……ものみの塔から脱会した知人を何人か知っているのですが、そういった方々の話しを聴く機会が今までに何度かありました。マインドコントロールと呼ばれるようなことをされていると聞いたことがあります。ご自身はものみの塔からマインドコントロールを受けていると感じられたことはないのでしょうか?」

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20161018124540p:plain「マ、マインドコントロールですか?いやぁ、あはは。そんなの、まったくないですよ。私は自分の意思で学んで、その結果ものみの塔を選んでるんですよ。」

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20160124154849p:plain「……」

 

……この時点で私が感じたのは、『私は個人的に、自分の信じているものやことを【まったく洗脳ではない】と断言する人を信用することはできないから、この人とは話は続けられない』という事です。これはなにもエホバの証人さん限ったことではなく、同じ日本語を使う人でも「言語が違う」という感覚を覚える人とは、私は会話を早急に切り上げるようにしています。

 

私が「言語が違う」という感覚を覚える人は、おもに「一つの言葉に対する認識のすり合わせをしない」人です。どれほど価値観が違っていても、「コトバの理解」に対する認識のすり合わせができれば、それなりに会話は成り立つものです。ですが今回のこの方は、「マインドコントロール」という言葉が具体的に何を指しているのかどうかということの確認もしないままに「全くない」と言いきってしまえる雑さを持っていると分かりました。

 

これ以上話しを続けても、私の聞きたいことを正しく理解して返答してもらうのは不可能なタイプの方である可能性が高い以上、たとえ私がクリスチャンでなくてもこの方を通して何か人生の悩みの解決に至れることはなさそうだな、と思いました。


「これ以上はキツいな、やめようかな」と思った矢先、矢継ぎ早にこんなことを言われました。

 

 

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20161018124540p:plain「世界はね、神さまが創ったんですよ。進化論なんて、実はめちゃくちゃなんですよ」

 

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20160124154849p:plain(あ、これやめさせてくれないパターンですやん。ってか、何の前触れもなく「世界は神さまが創った」話しになって、それまたさらに「進化論」の話しに飛んじゃうの……?整合性なさすぎない……?せめて「あなたは進化論を信じていますか?」とかの質問からにしてよ……←ツッコミが追い付かないのでノることを決意)……ええ、私もそう思ってますね。証明されてないですもんね」

 

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20161018124540p:plain「あらそうですか、そうなんですよ。今学校でも進化論を教えるでしょう?あれはウソなんですよ。」

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20160124154849p:plain(え、私同意したのになんで続けてくるん……!?)

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20161018124540p:plain「でも、世の宗教は進化論なんですね。キリスト教もそうですよ」


f:id:kasuga-2-19-1-100110:20160124154849p:plain(え、まだ続けるのん……?人の話し聞かなすぎじゃありません……?って、今なんつった?)……え?私、クリスチャンの友達何人もいますけど、進化論推しはむしろ少ないですよ……?」


f:id:kasuga-2-19-1-100110:20161018124540p:plain「え?いや、クリスチャンは進化論ですよ」


f:id:kasuga-2-19-1-100110:20160124154849p:plain「いや、それは間違いです。勘違いですね


f:id:kasuga-2-19-1-100110:20161018124540p:plain「ああ、そうですか。とにかく、今度大会があるのでいらしてください」


f:id:kasuga-2-19-1-100110:20160124154849p:plain(スルーされてしまったwwww)

 

 

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20160124154849p:plain「大会はスケジュールが合わないので行きません。もう一つ質問いいですか?」

 

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20161018124540p:plain「ええ、なんでしょうか?」

 

f:id:kasuga-2-19-1-100110:20160124154849p:plain「私、旧約聖書読んだことあるんですけど、どうしてものみの塔さんは神さまの名前を『エホバ』としか言わないんですか?

 
f:id:kasuga-2-19-1-100110:20161018124540p:plain「え?いやね、世の中にはいろんな神さまがいるでしょう?神社だったり創価学会だったり、それは実は本当の神さまじゃないんですよ」

 


f:id:kasuga-2-19-1-100110:20160124154849p:plain「あいや、そうでなくて、『旧約聖書の神さま』の話をしてるんですが・・・。旧約聖書では、『エホバ』という呼び名は使われてないじゃないですか。基本的に神さまの名前は『発音できないもの』として、100歩譲って『ヤハウェ』だったりするじゃないですか、どうして・・・」


f:id:kasuga-2-19-1-100110:20161018124540p:plain「いえ、聖書の神はエホバです。この世界も太陽も、植物も動物もみんな作られた神がエホバです」


f:id:kasuga-2-19-1-100110:20160124154849p:plainやっぱり質問が理解されてない・・・)……そうですか。」

 
 


らちがあかないので切り上げようとすると、別の場所で会うことを提案されました。とっさに乗ってしまったあたり自分の精神的な未熟さが浮き彫りになっているのですが、「家ではなくて『大通りにあるカフェでなら』」という条件をつけれたことと、向こうの電話番号を聞き出そうとして逆に身構えられてしまったのには『自分もマシになったな』と思えました。

 

次の日、教会の牧師先生やキリスト教異端対策知識の豊富な信徒の先輩に「これからどうしたらいいか」というアドバイスを仰ぎました。

 

お2人のアドバイスはこういうものでした。

 

エホバの証人は教会にも来るし、牧師相手でも論破できると思っている。なぜ強気でいられるかというと基本的に『話を聞かない姿勢』だから。クリスチャンだと知られると、なおのこと強く来られると思う」

 


「向こうは教理的に争い事はダメだから、怖がることはないけど、話は聞かれないと思った方がいい。向こうの伝道にはノルマがあるから、落とせなさそうな人は諦められると思う。クリスチャンであることは言ってしまって、ゆるくつながりを持ち続けて『そっちが話したんだからこっちも話させてくれ』という交換条件的に話をしていくくらいでいいかもしれない。下手に教理の矛盾などは言わない方が言い、色んな理由をつけて心に届かないから」

 

つまり、「会ってもあんまり意味ないよ」ということ。でも、別の教会のクリスチャン歴が長い人であれば「一年半話し合いを続けることができた」という方もいらっしゃるようでした。

 (もっともこの方は、私よりもクリスチャン歴が長く、よく聖書研究をされている方なので私なんかとは知識量が段違いなのですが)

 

ちょっと悩みますが、どのみち約束はしてしまったのでもう一度は会おうと思います。

 


私も一応ものみの塔の教理は知ってるんですけど、【それをどういう気持ちで自分の信仰に適応しているかというところは「対話」できる】と思ってたんですね。でも現実には、それすらかなわないのかもしれません。

 


次回の約束、どうなるのか……。

 

時があれば、エホバの証人キリスト教の具体的な違いなどもまとめたいです。もし今ご家族がものみの塔の活動をされていて困っている・・・というようなお悩みがおありでしたら、

jwtc.info

↑↑こういったエホバの証人脱会のお手伝いをされている団体がありますので参考になさってください。

 

(私の所属している教会である荻窪栄光教会も異端対策活動をしているのですが、どちらかというと統一教会からの脱会者が多く、そちらのノウハウのほうが豊富なようです)

 

 

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