【インデジタス】デジタル宣教報告しあう会に日本語装備のみで参加してきたら予想以上に得るモノがあった
こんにちは、かすがです。 四国の寺に生まれてなんやかんやでクリスチャンになったアラサーです。既婚。今は関東在住。
2018年5月、インデジタスIndigitousというイベントに行ってきました。「キリスト教界隈でデジタル宣教をしてる人たちの報告会」みたいなものです。
もちょっと 知りたい方はこちらのムービーをどうぞ(日本語字幕あります)
溢れ出るアメリカンなノリに 「ムリそう(合掌)」という気持ちを抑えて、あらためて沿革を調べてみました。
そして参加を決めました。 全体的に日本語対応があまり追いついてない感じなので、今回私が主観で紹介してしまおうと思います。
デジタル活用に興味のあるクリスチャンはウォッチしておくといいかもです。
■まずは行った感想をカンタンに
・やっぱたまに集まるの大事ね
・私たちは言い訳をしてないつもりだったけどGoogleに勤めてる人に比べたら言い訳が多すぎた
・「いつかみ」のコンセプトはイケてる
■ インデジタスはこんな人におすすめ
・ネットやデジタル技術を使っての宣教に興味がある
・技術を持っていて、日本伝道のためになにかしたいと思ってる
・技術は持ってないけど日本伝道のために何かしたいと思っている
・ネットやデジタルを使っての宣教のアイデアを求めている
・英語と日本語がそれなりにできる
・チャレンジしてる人たちとのつながりを持ちたい
■こんな人は気にしなくてOK(誘われても断ろう)
・ネットやデジタル技術を使う必要性を感じない
・伝道に召されてない(まずは自分のことに目を向けたいと思ってる)
・日本への伝道に召されてない
■ そもそもインデジタスの背景はなんなの?大丈夫なの?
2017年の様子をクリスチャン新聞さんが取り上げています。↓
インデジタスの主催は7MEDIAという団体です。
▼HPはこちら(びみょうに日本語対応してる)
7MEDIA | New Media To Reach The Next Generation
なんというかこう、HPから伝わってくるソウルフルなかんじに「繁栄の神学から発生してる団体では?そっちよりだったら付き合えない」という感想を持った私です。
でも代表自身はそういったバックグラウンドをお持ちではないようです。 判断材料として以下の情報をお伝えします。
代表はアンディ・ゲーム氏。イギリス聖公会の出身。アルファ・コースの導入第一人者。3.11支援の際に東北への援助を精力的に行い、そのノウハウとコミュニティを生かして熊本地震の際もすばやくに援助体制を作った。
▼アンディ・ゲーム氏についての簡単なプロフィールはこちら(びみょうに日本語対応してる)
▼アルファ・コースについてはこちら
こんな感じだそうです。アルファコースは以前知人から評判を聞いて良い印象を持っていましたし、震災支援についても実際に派遣された7MEDIAスタッフの方のお話を聞いて「うわあ、日本ですげえがんばってくれてんだなぁ」という感想を持ちました。
ということで「こういった方がたの主催している報告会なら」と思い、今回参加してきた次第です。
■何するの?
要するに報告会なんで、何人かが前でプレゼンしてそれを聞く感じです。
1人30分程度×3人
くらいなかんじで行われてるようです。日本のデジタル宣教の圧倒的成功事例は上馬キリスト教会さんだと思うので、近々でスピーカーとして来ていただきたいなあ、だれかよんでくれねえかなと思います。
あと個人で発信してるクリスチャンのブロガーとかクリスチャンのユーチューバーとかもきてもらうと面白そうなので地味にラブコールしておきます。(ちらっ)
■ 会場のフンイキ
想像はしてましたが「イングリッシュスピーカーです、HEY!」って感じの人たちばかりでした。英語ほぼ喋れない私はきびしいかなーと思ってたんですが
「ここ日本やし、日本で伝道を志すならチミら日本語しゃべりたまえよ」
の精神で存在することに成功しました。今後ともGoogle翻訳の進化を待つ所存です。
今回の会場は御茶ノ水クリスチャンセンター(OCC)でしたが、前回は横浜の7MEDIAの事務所だったので固定されてるわけではないようです。
■ 今回ゲットしてきた情報を主観でまとめるぞい
今回のスピーカーは以下のとおり。
・GoogleのJUAN NAVARRO氏
・seisho no kotobaのMatthias Buerki 氏(OMF)
・アニメアウトリーチプロジェクト(エンカンパス)with いつかみ
〈Googleにお勤めのJUAN NAVARROさんの話で印象的だったこと〉
・ネットは生活インフラと言える(世界でのネットの使われ方の数字を出してました。詳しい数字は覚えてませんが、厚生労働省の調べだと日本では97%の人がインターネットを使っています)→ネット活用は大事
・ネット言語は英語が54%だけど、日本語も5%になりはじめた。日本語圏でネット使う意味はある。(英語の次に多かったのがドイツ語だったかな。でもこれも5%台)
・「増え方」も英語が多いんだけど、最近だと中国語も勢いがある
・ネットの良い点・悪い点。情報がたくさんあるが、ソースがあいまいなものもある。出した情報は消えない。匿名性があると思われがちだが実はない。
・「おもしろい」と思ったブログが5年前のものだった!とかもあるある。良いものは残るから「質の良いコンテンツ」を作って欲しい
〈Seisho no kotoba Matthias Buerki 氏の話で印象的だったこと〉
↓このプロジェクトの日本語対応版という認識でとりあえずはOKかな
・FBを中心に、日本語で聖書のみことばを発信している
・「日本人のクリスチャンを励ます」のが目的
・有料の広告でターゲット層へのリーチを狙っている
・「励まされている」「友人にシェアしました」などの反響もあるし、ポルトガル語でコメントもあったりして日本人以外にも届いている感触を持っている
・「いいね」「フォロー」の数は多い(FBページでうと5000人レベル)
・でも、実際は日本人にはあまり届いてない(分析したところ、「日本を使う、多言語の人」の割合が多い)
・この先このコンセプトで続けていくかどうかは要検討という状態
〈アニメアウトリーチプロジェクト(エンカンパス)with いつかみで印象的だったこと〉
これは「聖書の物語のアニメとかでなくて、聖書がモチーフの現代設定のアニメつくろう」という企画です。私は主人と一緒にこのプロジェクトを助けたり助けなかったりしています。ただ、当初宣教団からおりるはずだった予算が税金の問題でおりないことになり、スピードダウン。方向性を祈りつつ現在できることを進めています。
宣教団からの予算がおりるように、PVをつくろうという感じにはなっています。他にも、HPの修正、音楽作成、脚本作成などを進めています。アニメ伝道に興味ある方募集中です。(やることはたくさんあります。英語翻訳できる・脚本作りのチームに参加したい・音楽を使って欲しい・映像ちょっと作れる・などなど…スカイプでの参加もOKですのでご検討ください)
▼こちらから打診していただけると嬉しいなり
で、その集まりの中でインスピレーションを受けて生まれた「いつかみ」についても少し話させてもらいました。
あとでGoogleにお勤めのJUAN NAVARROさんに「僕が言ってたのそういうことだよー!いいね」(要約)みたいなことを言ってもらえたので【いつかみ】の方向性はいけてるかなと思い帰ってくることができました。
■ むすびにかえて
つかれたー!
以上でした。こういう集まりって意味あんの?と思われる方も少ないないかと思うんですけど、個人的には
・進捗発表はいみある。
・デジタル活用は小規模でできるから小規模でやってる人も少なくないと思うんだけど、そういう人にとっては「なにかのきっかけで発表する場を設ける」のは良いこと。
・人間はふだん接する人間に影響されるので、「こういう人たちとつながりをもってたい」と思うならば来たらいいと思う。私たちには良い場所だった。 と思ってます。終わったあとにGoogleにお勤めの方とたくさん話しさせていただいたのですが、自分たちの話すことの言い訳が多すぎることに気づいて危機感を覚えました。
ということで、誰かに役に立つといいなと思いながらこの記事をGoogleの海に放り投げておきます。
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