地域おこしっちゅうモノにふれて考えたこと~きっと私は、また虚しい。
『地域おこし』というモノの端に触れたことがある。
一応個人事業主なので、名刺交換会などに参加していた流れで参加したのだ。
一時、「それが面白い」かのように思えたことがあった。
でもその炎は、ほどなく止んだ。
何かが違う。
そう、そうだ、私をあの時救ってくれたのは、
《田舎の暖かさ》でも《人間のつながり》でもなかった。
もっと細くてみっともなくて どうしようもない表現力。
その先にある、神さまの存在。
幼い私に答えをくれたのは、地域の伝統やお祭りでもないし、盛り上がりでもない。
そういうものはむしろ、私を殺してきた。
幼い私に救いをくれたのは、もっと根底にある、何にも属さないかのようなすべてに属するかのようなもの。
それだってままならないまま、上に石を積み上げても
きっとわたしは、また虚しい。