存在に耐えられない軽さだとは思わない

この世の旅路は果てしない。「主よみもとに近づかん」が好き。

元寺娘クリスチャン3年生、兵庫県青垣教会に行った感想を雑に書く

こんにちは、かすがです。

 

四国の寺の末娘として生まれ、なんやかんやあってクリスチャンになったアラサーです。現在は結婚して関東に住んでます。

 

私はクリスチャンとして洗礼を受けて3年めになります。先日、兵庫の丹波市の青垣教会に行ってみましたので、そのことを書いてみようと思います。

 

 

■ 青垣教会とは・・・・・・?

 

日本イエス・キリスト教団の教会です。なれた人は「日本イエス」と略すことが多いです。日本イエス関連の記事はこちら。

 

kasuga-1221.hatenablog.com

 

 日本イエス・キリスト教団の教会は、「○○(地域名)+栄光教会」という名前がついているのが多いのですが、青垣教会はストレートなネーミングです。近くに他にキリスト教会がないためかと思われます。

 

青垣教会についての詳しい説明が知りたい方はHPへどうぞ。

http://aogakichurch.com/教会紹介/

 

小学校の建物を再利用しているとのことで、ひじょうにあたたかみのある教会です。(これを読んでいる方が「教会」にたいしてどんなイメージをお持ちかはわかりませんが、プロテスタントの教会はこういったシンプルなものが多いと思います。日本で「教会」と聞くと荘厳なマリア像やゴシック的な建物をイメージされる方は多いと思いますので、そういう雰囲気を期待されている方にとっては期待はずれかもしれません)

 

 私が行った時は、礼拝の出席人数は20名満たないくらいで、皆さん優しくてすごくアットホームにお迎えしてくださいました。

 

雑談中にあるご婦人がふと「私は自分の十字架を背負ってここへ来さしてもろうとるだけですから」という旨のことをおっしゃられていました。

 

「ああ、そういや私が初めてキリスト教というものにふれたときにもこういうことをおっしゃっていた信徒の方がいらっしゃった気がするな……。こういう姿勢がキリスト教信仰なんか……!って思ってキリスト教に深さを感じた気がする……」

 

 と、そんなことを思い出しました。

 

■  石川伝道師との思い出

 

なぜ私が青垣教会に行ったかというと、2017年度よりこちらの教会に赴任した伝道師に主人共々お世話になっていたご縁からです。

 

プロテスタント教会では、教会の面倒をみる人を「牧師」と言いますが(聖職者を「神父」という表現はカトリックが多いようです)、青垣教会のメイン牧師は石川剛士「伝道師」です。

http://aogakichurch.com/wp-content/uploads/2017/06/eac552077f28d2d540742a8b3ce2d6d6.jpg

【伝道師】とは、日本イエス・キリスト教団においては「神学校(牧師になる勉強をする学校)を卒業してから牧師として本格的に活動し始めるまでの状態の人を指す言葉」として使われているようです。

 

石川伝道師は2016年の春に関西聖書神学校を卒業した男性です。詳しくはHPのプロフィール参照。

http://aogakichurch.com/牧師紹介/

 

石川伝道師は青垣教会に赴任する前は神戸市の御影福音教会というところで実習を行っていたのですが、そこの牧師である森英樹牧師が「聞き屋」というボランティア活動をはじめ、それにも加わっていらっしゃいました。

 

kasuga-1221.hatenablog.com

 

mikage.or.jp

私(と主人)はこの「聞き屋」という活動に興味があったため、石川伝道師からノウハウややってみた感想などを聞いたことからご縁が生まれた感じです。

 

 

 石川伝道師は、会ってみるとめちゃめちゃ気さくなお兄さんです。すごくお話を聞いてくれるのでそれも嬉しいです。

 

これを読まれた方が聖職者(牧師)に対してどんなイメージをお持ちかはわかりませんが、人によっては「聖職者は人の話を聞くのがうまくて然るべき」と思われるかもしれません。

 

ですが元寺娘現クリスチャンから言わせていただくと、僧侶も牧師もカウンセラーではありませんので別段人の話を聞く能力に過度に長けている必要性はない職種であると思います。

 

カトリックには「懺悔」「告解」というのができるシステムがあるようですが、プロテスタントにはいまのところそういうのはありません……)

 

そんななかでも、石川伝道師は「話を聞くことに長けている方」だと感じております

 

 

■ 「聞くこと」のハナシ

 

もっと言うと「聞き屋」をやっていたんだから話を聞くのがうまくてあたりまえ…と思われるかもしれませんが、「話の聞き方」にも人によってイロがありまして、私の主観で言うと石川伝道師は「じっくり寄り添うタイプ」と感じています。

 

(話の聞き方の種類はおおまかに分けて3種類くらいで

 

・じっくり寄り添うタイプ

・ガシガシ整理するタイプ

・ありありと臨場感を出して再現するタイプ 

 

かなと思っております。) 

 

どれが優れているとかそういうのではなくて単純に種類のハナシです。

 

 

2017年の春、私は非常に落ち込んでいたのですが(燃え尽きのような、エネルギー不足のような状態で毎日悶々としていた)、石川伝道師に話を聞いてもらったことをきっかけにすごくラクになって超回復をしたのを覚えています。

 

このときの石川伝道師は、別段アドバイスするでもなく責めるでもなく鼓舞するでもなくひたすら聞いてくださった感じでした。

 

石川伝道師は青垣の地でもひきつづいて、生活のお悩みなどの相談にも乗ってくださる心算のようなので、お悩みをお持ちの方は一度お話しを聞いていただいてはいかがでしょうか。落ち込んでいる方やとにかく話を聞いて欲しい方など、マッチするのではないかなと思っています。あと、統一教会信者からクリスチャンになったという経緯もお持ちですので、そういったお話しに興味がある方もよいかもしれません。

 

また、教会に行くと石川先生の飼ってるウサギ・ラビーちゃんをモフモフできます。かわいい。

http://aogakichurch.com/wp-content/uploads/2017/06/IMG_4884.jpg

(ちなみに、日本イエス・キリスト教団の牧師は赴任/転勤わりとあるかんじなので、石川伝道師がこのさきどれくらい青垣にいるかは神のみそしる・・・げふんげふん)

 

 

 

■ 青垣に来てみておどろいたこと

 

石川伝道師の話がメインになってしまいましたので青垣の話しなどしてみたいなとも思ったのですが、これを読まれている人は地元の方であると想定いたしますのであんまり単純なことやうがったことを書いてもしかたない気がするためこのへんで筆を止めます。

 

ちょっと滞在しただけですが、山も近くてシカもすぐ目の前に降りてくるような迫力があって、趣のある土地だなと感じました。もし青垣や丹羽市にお住いの方がいらっしゃいましたら、コメント欄から教えてくださいませ。

 

私も四国に長らく住んでおりましたが、自分の住んでいる地域というのは良い悪いなどを通り越した筆舌に尽くしがたい感情を抱くものなのでは、と思っております。もしそういった思いの丈がある方がこのブログを読んだら、そういうのを書いていただけたらなと思います。

 

 ■ むすび

ということで、青垣教会と石川伝道師の話でした。 キリスト教に興味がある方も、お話し聞いてもらいたいだけの方もどうぞどうぞです。

 

 

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